SaMD(プログラム医療機器)とは

ソフトウェアが医療機器に該当するのはどんなときか。開発前に知っておきたい基礎。

ヘルスケア分野でソフトウェアやAIを開発するとき、避けて通れないのが「これは医療機器に当たるのか?」という論点です。ここでは SaMD の基礎を一般的に解説します。

SaMDとは

SaMD(Software as a Medical Device/プログラム医療機器)とは、それ自体が医療機器としての目的を持つソフトウェアを指します。ハードウェアに組み込まれたソフトウェアではなく、汎用のコンピュータやスマートフォン上で動作し、疾病の診断・治療・予防などに用いられるものが典型です。

該当性を分ける考え方

ソフトウェアが医療機器に該当するかどうかは、主に次のような観点で判断されます。

  • 意図する使用目的:診断・治療・予防に用いることを目的としているか。
  • リスクの程度:結果が人の生命・健康に与える影響の大きさ。

たとえば、健康管理や情報提供、業務効率化を目的とし、診断・治療の判断を行わないソフトウェアは、医療機器に該当しない場合が多くあります。一方、病変の検出や診断を支援するようなものは、該当性の検討が必要になります。

開発時に押さえること

  • 使用目的を明確に定義する:何を支援し、何を支援しないのかを設計段階で言語化する。
  • 該当性は早期に確認する:該当する可能性がある場合、規制対応の要否・進め方を早めに検討する。
  • 表現に注意する:診断・治療の効果を標榜すると、意図せず医療機器的な位置づけになりえます。

WithDrAIでは、**「診断・治療を代替せず、医療者や業務を支援する」**という設計方針を基本とし、使用目的を明確にした上で開発を進めます。個別プロダクトの該当性は、必要に応じて専門的な確認を行います。

本記事は一般的な基礎解説であり、個別のソフトウェアの該当性を判断するものではありません。該当性の判断は、最新の法令・通知および専門家への確認に基づいて行う必要があります。

よくあるご質問

使用目的やリスクによります。情報提供・健康管理・業務効率化を目的とし診断・治療の判断を行わないものは、該当しない場合が多くあります。個別の判断は専門的な確認が必要です。

各プロダクトは、診断・治療を代替せず医療者や業務を支援する設計を基本としています。使用目的を明確にした上で、必要に応じて該当性を確認しています。

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